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インフルエンザや喫煙回数で高まる肺炎球菌の危険性

果物の中に多様な薬

インフルエンザの合併症として起こりがちなのが、肺炎球菌による肺炎です。高齢者や子供の場合は特に注意が必要です。新型インフルエンザの死亡者の3分の1は、肺炎球菌に感染していたと報告されています。
インフルエンザに感染すると、気道や肺の表面の細胞が傷つきやすく、肺炎球菌に感染する危険が高まるとされています。
また、喫煙回数が多いと、やはり気道や肺が傷つきやすくなるので、危険性は高まります。喫煙者は4倍で、受動喫煙者でも2倍の確率で罹患しやすくなりますので、高齢者や子供に受動喫煙させることは避けるべきです。
肺炎球菌による肺炎は、死亡率が高く、警戒すべき症状です。インフルエンザ自体は、自己免疫システムが普通に機能していれば、5日もすれば治癒します。
しかし、喫煙の害などによって、普段から気道や肺が傷ついていると、肺炎球菌による肺炎を併発しやすくなります。こちらはインフルエンザと違い、自然治癒に期待することはできません。
高齢者の場合は罹患しないことがなにより大事で、肺炎球菌による肺炎の予防接種が広くおこなわれています。一度予防接種を受けると、5年間は有効とされています。
インフルエンザの流行時期に、感染を避けるのは健康な成人でも不可能なことです。予防接種によって、肺炎球菌による肺炎の合併症をあらかじめ防いでおくことは非常に大事でしょう。
インフルエンザの予防接種の有効性には議論がありますが、肺炎球菌の場合は別です。これへの感染さえ避けられれば、インフルエンザによる死亡率が3割以上低くなるわけですから、多大な効果が期待できます。
高齢者には自治体による補助もありますので、ぜひとも予防接種を受けておくことが望まれます。